2022年車載LiDAR向け SPAD直接ToF方式距離センサーを商品化(ソニー)
ソニーは、車載LiDAR向けSPAD直接ToF(Direct Time of Flight)方式距離センサーを商品化した。裏面照射型SPAD(Single Photon Avalanche Diode)画素チップと、信号処理回路などを搭載したロジックチップを、Cu-Cu(カッパーカッパー)接続で積層し、光の入射面にマイクロレンズと凹凸を設けて入射光吸収率を高め、波長905nmの光に対して24%の高い光子検出効率(Photon Detective Efficiency: PDE)を実現した。200mの遠距離から近距離までを、15cm間隔で高精度かつ高速に測距できる。