パッケージング技術1970年代
1970年代:ピン挿入型DIP(Dual In-Line Package)時代
電卓用のICやLSI(Large Scale Integrated
Circuit大規模集積回路)が半導体パッケージ技術を牽引し、日本の半導体パッケージ技術が米国より先行して多ピン化が推進された。1970年前半は気密封止型が先行したが、カラーTVなど民生機器の量産拡大に伴い、低コストが実現できるプラスチック封止型パッケージが開発された。電卓用IC・LSIのピン数拡大と数量拡大に呼応して、プラスチックパッケージの設計・製造・材料・装置技術など関連技術が幅広く日本で開発展開された。