集積回路1960年代

IC時代

日本では1960年初めにICの実用化に向けた試作が始まったが、後半になるとラジオ用ICや電卓用ICなどの実際の製品が量産されるようになった。 ラジオ用はバイポーラIC、電卓用はMOSICである。TTLの登場や電卓用MOSICの発展は、このあと長期にわたり継続的に進むデジタル化のスタートとなる 出来事であった。