1969年
FPC42ピンの開発

〜パッケージング〜



1969年 世界に先駆けて積層セラミックパッケージ42ピンが開発され日立製作所武蔵工場で生産され、電子式卓上計算機用MOSLSI HD3201などに適用された。

このLSIは、セラミックパッケージ適用の他CADによる設計、セル方式、2層配線技術などの新技術が採用され、MOSLSI事業の道を拓くことになっていった。

パッケージのキャップは、4点絞り加工法を採用し、キャップの平坦化、シームウレルド 封止の製造品質の向上がなされた。プリント配線基板への接続には、はんだゴテが使用されたために、リードフレームの長さは長い設計であった。


【参考文献】
牧本次生他「電子岸卓上電子計算用MOSLSI機製造技術の開発」日立評論1970年9月号
  http://www.hitachihyoron.com/jp/pdf/1970/09/1970_09_13.pdf
武蔵工場20年史「むさし工場20年のあゆみ」


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【最終変更バージョン】
2015/6/5