1998年
FPD画面ドライブ用COFの開発
〜パッケージング〜



1998年日立電線(株)は、液晶テレビの大型化などの進展に対して液晶のTFT素子画素をドライバーするドライバーICの多極化を駆動するパッケージ方式として、それまで使用していたTAB(Tape Automated Bonding)テープを用いたTCP(Tape Carrier Package)に替えて、TABテープ上にAuのめっきバンプを持ったIC素子をFlip Chip接続するパッケージ方式として、COF(Chip On Film)を半導体メーカやパネルメーカに提案した。

COF方式は、Auのバンプピッチを狭ピッチに出来て、多極化・チップサイズの縮小・歩留の向上など多くのメリットがあり、大型液晶TVなどの駆動IC用の標準パッケージとなっていき、現在の薄型大型液晶TVなどFPD(Flat Panel Display)の発展に寄与した。


【参考文献】
蝉の輪会HPなど


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【最終変更バージョン】
2010/10/26