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1997年 QFN量産開始 〜パッケージング〜 |
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QFN (Quad Flat Non-Leaded Package)は、松下電子工業鰍ノより開発され1997年夏頃から量産開始したCSP(Chip
Scale Package)型パッケージである。同社名をS2MPAC(Single Side Molded Package)と呼び、素子側のみトランスファーモールドし、プリント基板との接続端子のはんだ接続面をパッケージの下面側で行うものである。 モールド工程で離型シートを金型に入れ、その上にワイヤボンディングされたリードフレームを載せ、トランスファーモールドでエポキシ樹脂を硬化させて完成させる。リードフレームが離型シートに圧入されることで、はんだ付け工程時のスタンドオフが確保され、リードフレーム端子接続面への汚れも防止できる特徴があり、SSOP比で高さ・実装面積・単体重量で40%・65%・74%の縮減が出来る。 量産初期は3mm×4mmの16ピンと4mm×5mmの24ピンの小ピンから始まり、順次多ピンへとラインアップを展開した。 |
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【参考文献】 野津誠;「松下電子のCSPとQFN技術の開発状況」’98ULSIパッケージ新技術シンポジウム 各社CSP化最新技術と今後の動向, 半導体パッケージ技術研究会 ISS産業科学システムズ 【移動ページ】 パッケージング/該当年代へ 【最終変更バージョン】 2010/10/26 |