1988年
内層2層LF208ピンQFP開発
〜パッケージング〜



1989年頃 日立製作所は、リードフレーム(LF)のインナーリード部にグランド層を設ける2層構造の本体サイズ28mm□の208ピンQFPを開発した。

リードフレームを2層にすることにより、多端子化に伴うインダクタンス成分の低減を行った。

42合金リードフレームにポリイミド基材上の銅 箔をパタン加工したものを、耐熱性樹脂で接着した。このパターンと42合金LFとは、LSIのワイヤーボンディング工程において、金線のワイヤーボンディング接続して電気的に接続させた。

このパッケージには高速信号処理する電子計算機用ASIC素子などが搭載された。

写真撮影 渡辺二之

【参考文献】


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【最終変更バージョン】
2010/10/26