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1986年 世界半導体市場における日本半導体シェアは 米国を抜き世界の第一供給者となった 〜業界動向〜 |
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1970年〜80年代はテレビ、オーディオに代表される民生機器での日系電機メーカの競争力は高く、元来このようなメーカと垂直統合の形態をとっていた日系半導体メーカの民生用途での半導体も世界の中で高いシェアを持っていた。特に1983年前後のVTRブームはじめとする民生機器要半導体で日本の半導体メーカは生産を飛躍的に伸ばした。またDRAMでも1981年には64KDRAMでは、その高信頼性もあいまって日系メーカのシェアが米国を上回ったが、更に1MDRAM(1982年)、4MDRAM(1985年)、256MDRAM(1993年)でも米系メーカに対し先行し製品化することにより更に日系メーカのステータスは向上した。また1985年にはIntelがDRAMから撤退するなどDRAMを取り巻く市場環境は大きく変化し、半導体全体で見ても1981年では世界の半導体供給トップ10の4社が日系メーカであったが、1986年には6社がトップ10に入った。 また日系メーカの世界の半導体の出荷シェアも1986年には46%とそれまで一位であった米国を抜き日本が一位となり、更に1988年には50%を超えるシェアを獲得するに至った。 |
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1980年代の世界売り上げランキング[1] |
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【参考文献】 [1] 米調査会社や報道記事などを参考に半導体産業人協会が作成 【移動ページ】 業界動向/該当年代へ 【最終変更バージョン】 rev.000 2018/10/17 |