2002年
NEC エレクトロニクスが分社化、2003年日立と三菱の
SOC合弁会社ルネサステクノロジが設立、
日本メーカの分社化、合併等の構造改革が本格化

〜業界動向〜



  1. 2003年7月: 富士通とAMDがフラッシュメモリーのSpansion社を設立した。しかしその後Spansion米国、日本とも経営不振で破産、Spansion 日本のJV1,JV2は富士通が2007年 4月買収、会津工場は設備含めTI社がAnalog IC生産の為2007年10月に買収した。
  2. 2008年3月:富士通の半導体部門が分社化した。2010年3月会社名が富士通半導体株式会社となった。
  3. 2008年10月: ロームが沖電気半導体を買収、
  4. .2008年4月:IntelとSTがフラッシュメモリのNeumorex設立。
  5. 2006年5月:QuimandaがメモリーでInfineonより独立、
  6. 2006年8月:NXPがPhilipsより独立、
  7. 2004年7月;MotorolaよりFreescaleが独立、日本の場合は総合電気メーカから半導体部門が独立するケースであったが、海外では総合半導体メーカからさらに専業化する経営効率をアップさせるため吸収合併する等 であった。いずれもこれで経営判断スピード、投資タイミングの適正化、変化対応力の改善が狙いとなっている。なお、韓国では90年代後半の通貨危機を乗り切り産業構造強化を狙い政府指導で 半導体分野では現代半導体とLG半導体が1999年合併、2001年Hynix 半導体と会社名も新たにスタートを切っている。
  8. 2010年4月、NECとルネサステクノロジは合併、ルネサスエレクトロニクスとなった。

【参考文献】
1. 日本半導体敗戦 湯之上 隆著
2. 岐路に立つ半導体産業、佐野 昌著


【移動ページ】
業界動向/該当年代へ


【最終変更バージョン】
rev.004 2010/10/16