1970年代初頭
戦後の日本経済の目覚ましい復興

〜業界動向〜



    戦後の復興から日本の経済成長は目覚ましく、一人当たりGDPで追うと$2,000(1950年)、 $4,000(1960年)、$10,000(1970年)に達した。

  1. 1965年 アジア アフリカ会議でパキスタンのブット首相は日本の経済援助政策を “Economic Animal”的と表現、またフランスのLe Monde誌は日本の住宅を “Cage a Lapin”他国の英語版はこれを “Rabbit Hutches” ウサギ小屋と揶揄した。
  2. 敗戦からの復興, 朝鮮戦争(1950-1953年)特需, 神武景気(1955-57年), ベトナム戦争(1965-1975年)と米国の財政赤字等、世界は大きく揺れる中、 日本は着実に経済を成長させ、25年で世界の先進国入りを果たした。
  3. その成長をけん引した耐久消費財の大量生産、高品質技術は日本の半導体との相乗効果も大きかった。
  4. 1970年には大阪で万国博覧会が開催され、日本の近代工業製品がさらに世界に アピールされた。

社会実情データ図録より2)

【参考文献】
1. この国のけじめ 藤原 正彦著
2. http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4545.html
3. 大激震 堺屋 太一著


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【最終変更バージョン】
rev.004 2010/10/30