1956年2月
米国西海岸に半導体研究所が設立、
シリコンバレーのスタート
〜業界動向〜


  1. Santa Clara近郊は当時果樹園が多かった。William Shockleyはスタンフォード大学 に近い、マウンテンビューに、新しい半導体技術に挑戦する目的で、この研究所を設立、 Robert Noyce やGordon Moore等25名の技術者がこれに参加した。しかし1年後に はWilliam Shockleyとの意見対立からRobert Noyce,  Gordon Moore等8名が スピンアウトしてFairchild社を新設した。
  2. その後、この地ではShockley研究所、Fairchild社をルーツとした人たちや、新たな 技術、事業を起こす人たちが多くの半導体、半導体関連企業を創出、シリコン バレーは拡大、20年後で4,800社が進出する規模となった。
  3. 2018年、IEEEは、ショックレー研究所の跡地を「シリコンバレー生誕の地」に認定する記念式典を開催し、この地には記念碑が建てられた。

【参考文献】
1.電子立国 日本の自叙伝 トランジスタの誕生 NHK
→ https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011034628SA000/?spg=P200900045400000
2.日本半導体敗戦 湯之上 隆著
3.シリコンバレー戦国史、井上 一馬著
4.日本半導体物語−パイオニアの証言、牧本 次生著


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【最終変更バージョン】
rev.004 2015/6/16