設立当時はレンタル工場住まい
設立間もない1970年当時のIntel社の工場風景
写真は設立間もない1970年当時のIntel社の工場風景で、案内にあたったR.Noyce社長は「シリコンバレーでは製造装置もリースで借りられるんだ」と話していた。今でこそ世界最大の半導体メーカーとして君臨しているが、当時は全従業員100人足らずの一介のベンチャー企業に過ぎなかった。本社兼工場の建屋も2000m2程度のレンタル工場で、マウンテンビューにある古巣のFairchild社の本社工場(通称「ラスティ・ビル」と呼ばれ、錆びた鉄骨が建物全体を囲んでいた)と道路一本挟んで向かい合うような場所にあった。「石を投げるとぶつかるような至近距離です」とNoyce氏は冗談半分に説明したものだ。 (米Intel社提供)