日本半導体イノベーション50選 (T-4 1970年代)
自動ダイシング装置の開発と製品化
ディスコ(当時 第一製砥)は、1975年年世界初の全自動ダイシング装置を開発。これまでは、"ガラス切り"によるスクラビング方式であったが、新たに開発された装置は、40μm程度の薄いダイヤモンドの円盤を回転させて、純水を流しながら切削する、大胆且つ、画期的な装置であった。
これによりチップに対する損傷と、切りくずの付着が大幅に減少し、生産性の飛躍的な向上が達成された。その後、この分野に東京精密も参入し日本が世界市場を席巻している。
ディスコが開発した自動ダイシング装置 DFD-2H |
(DISCO HPより) |
管理運営 : 一般社団法人 半導体産業人協会 日本半導体歴史館委員会
〒160-0022 東京都新宿区新宿6−27−10 塩田ビル202号室 TEL:03-6457-2345 FAX:03-6457-2346 E-mail:info@ssis.or.jp URL:http://www.ssis.or.jp
掲載されている文章ならびに写真等、すべての項目について無断で転載・複写することを禁じます
Copyright (C) 2001-2012, SSIS All Rights Reserved