日本半導体イノベーション50選  (A-20 2000年代)

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ブルーレイディスクレコーダの製品化と市場開拓 

2003年にソニーは世界初のブルーレイディスクレコーダ BDZ-S77を商品化した。その後、東芝などが押し進めるHD規格と競合になったが、最終的に、日本が主導して2008年にブルーレイがデファクトとなり本格普及が進んだ。地上デジタル放送や衛星放送によるハイディフィニションテレビ番組の録画や高画質映画などの再生鑑賞への路を拓いた。1999年に日亜化学により開発・量産化された青紫色半導体レーザーを採用することでこの商品化が可能となった。

ソニー BDZ-S77の外観
(ソニーHPより)

リンク欄

日本半導体歴史館 該当展示室

日本半導体歴史館 参考展示室「青紫色高出力レーザー開発」

ソニーHP 該当商品報道資料

ソニーHP エンジニアインタビュー 「ブルーレイディスクへの高密度記録を可能にした 半導体レーザー」

ウィキペディア 「Blu-ray Disc」