日本半導体イノベーション50選 (A-18 2000年代)
非接触ICカード Suicaの製品化と普及
2001年11月、非接触型ICカード「Suica」を採用した乗車カードシステムのサービスがJR東日本で開始された。同じ頃、非接触型電子マネーICカード「Edy」の商用化も始まった。いずれもソニーが開発した電磁誘導で供給される電力で動作する非接触型ICカード用LSI 「Felica」チップを搭載している。
利用頻度の高いJR東日本で開始されたことで、電車やバスなど他の交通機関への非接触型ICカードシステムのサービスが拡大、さらに、店舗決済用途、携帯電話用途などの幅広い用途開発とそれらの相互利用が進み非接触ICカードの普及は一挙に拡大した。非接触型ICカードは利便性と安全性の高いキャッシュレスの現代社会を支える基盤技術となっている。
PASMO Suica 自動改札機の例 |
(ウィキペディアより) |
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