日本半導体イノベーション50選 (A-15 1990年代)
GPSカーナビゲーションシステムの製品化と市場開拓
1990年、マツダは三菱電機と共同でGPS式カーナビゲーションシステムを開発し、ロータリーエンジン車「ユーノスコスモ」に搭載した。従来のジャイロのみによる自車位置検出に替わり、GPSによる位置検出機能を搭載しているため精度の高いカーナビゲーションを行うことが可能になった。その結果、カーナビの本格的な普及に繋がり、センサー、マイコン、グラフィック処理用LSIなど、自動車市場での新しい半導体需要を創生した。なお、GPS方式以前に ホンダがジャイロ式カーナビを発売し、2代目アコードに搭載したのは 1981年のことであった。
タクシーに搭載されたカーナビの例 |
(ウィキペディアより) |
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