日本半導体イノベーション50選  (A-14 1980年代)

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ラップトップPCの開発と商品化 

世界初のラップトップPC 、T1100は1985年4月20日に最初欧州で発売された。価格は5000米ドル以上で、重さ9ポンド(約4キロ)、9.1×4.7インチ(23×11cm)のモノクロディスプレイ、4.77MHzプロセッサ、3.5インチフロッピーディスクドライブを搭載していた。製品のユニークさと熱心な販売活動により1年間で1万台の販売目的を達成した。その後米国と日本向けにT1100Plus、1986年には新たに上位機種として「T3100」(日本語版「J3100」)を開発し、その後のノートPCのトレンドを創り、関連産業の発展を先導した。

東芝 T1100の外観
(東芝科学館HPより)

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