日本半導体イノベーション50選 (A-13 1980年代)
家庭用ゲーム機ファミコンの商品化と市場開拓
1983年7月、任天堂は家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータ(ファミコン)を発売した。ゲームソフトウエアをROMに収納、そのROMをゲーム機本体に挿入してゲームを楽しむ構成となっており、ゲーム機本体と別に各種のゲームソフトウエアをROMカセットの形態で販売するビジネスモデルであった。
ゲームソフトウエアの充実とファミコン本体の普及が相互に相乗効果を発揮し、この家庭用ゲーム機は国内外の大ヒット製品となった。また、このファミコンは家庭用ゲーム機が大市場へと成長する先駆けとなった製品である。
ファミコン本体の構成は、音源機能内蔵8ビットCPU、画像処理LSI、ワーキングRAM、ビデオRAM等である。
任天堂 HVC-001の外観 |
SSIS渡辺氏提供 |
管理運営 : 一般社団法人 半導体産業人協会 日本半導体歴史館委員会
〒160-0022 東京都新宿区新宿6−27−10 塩田ビル202号室 TEL:03-6457-2345 FAX:03-6457-2346 E-mail:info@ssis.or.jp URL:http://www.ssis.or.jp
掲載されている文章ならびに写真等、すべての項目について無断で転載・複写することを禁じます
Copyright (C) 2001-2012, SSIS All Rights Reserved