日本半導体イノベーション５０選　　（Ａ-３　１９６０年代）

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1960年5月、ソニー（当時、東京通信工業）は世界で初めてとなる8インチ型のトランジスタ式白黒テレビ（TV8-301）を製品化した。「世界一」を誇る製品ではあったが、品質面の問題もあり、期待されたほどの売れ行きの伸びはなかった。この経験を踏まえて開発されたのが、1962年4月に発表された、5インチ型マイクロテレビ（TV5-303）である。
同年10月、米国でのデビューとなり、爆発的な人気を博した。このときのキャッチフレーズは「トランジスタがテレビを変えた」であり、半導体の威力を伝えるものであった。

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■日本半導体歴史館　展示室（TV8-301）

■日本半導体歴史館　展示室（TV5-303)

■志村資料室　「エピ技術採用でマイクロTV誕生」

■ソニーHP 「TV5-303」

■半導体産業人協会 Encore誌2009年1月号「ソニーのトランジスタテレビ用トランジスタの開発」