日本における高水準の半導体関連技術は、世界の先進諸国の中で国際的に評価され、世界の半導体産業の中で確固たるものが確立されてきました。
「日本半導体歴史館」ではここに、世界の半導体産業に大きく貢献した日本の半導体および半導体応用製品に関する重要開発の貴重な記録を「開発ものがたり」として収録、公開することとしました。ここでは開発当事者(個人、グループ、企業、研究開発機関を含む)によるレビュー、エピソード、インサイド・ストーリー等の様々な記録を継続的に集積していきます。またこれら記録は、歴史館内部収録のものと外部収録へのリンクを含みますが、いずれも十分有効なキーワード検索機能によって簡便にアクセスできるように企図、構成しました。
タイトル | 執筆者名(敬称略) | 号数 | 発行年月 | 掲載ページ |
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300mmの現状と展望 | 小宮啓義 | 8 | 1999年6月 | 6-8 |
世界一小型軽量を可能にした新構造回路基板ALIVH | 塚本勝秀 | 9 | 1999年8月 | 11-12 |
三次元実装を可能にするPaper Thin Package | 浅田純一 | 14 | 2000年7月 | 14-16 |
SiGeエピタキシャル成長技術と次世代通信技術 | 土屋宜司 | 15 | 2000年11月 | 10-11 |
ICカードの技術解説 | 坂川義満 | 16 | 2001年1月 | 11-12 |
超臨界水酸化技術による半導体製造廃液の処理 | 鈴木明 | 21 | 2001年11月 | 14-15 |
スーパーシリコン研究所における φ400mm大口径シリコンウェーハの開発 |
高田清司 | 24 | 2002年5月 | 7-8 |
SOI技術の最新動向と今後の展望 | 吉見信氏 | 26 | 2002年9月 | 6-8 |
CZ法によるステッパーレンズ用 フッ化カルシウム単結晶の育成 |
柳裕之 | 30 | 2003年7月 | 11-12 |
ナイトライド半導体ウェハの技術開発 | 鈴木彰 | 32 | 2003年10月 | 8-9 |
ソニーCCDの強い競争力獲得の背景 諦めずに目標を負った15年 |
川名善之 | 32 | 2003年10月 | 10-11 |
液浸露光技術 | 牛田一雄 | 34 | 2004年4月 | 13-14 |
Non-visual defectを検出するEB-SCOPE技術 | 山田恵三 | 35 | 2004年7月 | 5-6 |
65ナノ時代のシリコン材料技術 | 久保田裕康 | 38 | 2005年1月 | 6-8 |
半導体用感光樹脂と関連設備、開発物語 |
中根久 | 43 | 2005年10月 | 10-12 |
日本PC事始 その1 マイコンがボードコンピュータであった頃 |
後藤富雄 | 44 | 2006年1月 | 9-10 |
ガス事故を防止するマイコンメータ開発物語 |
藤枝博 | 44 | 2006年1月 | 11-12 |
日本PC事始 その2 デバイス屋が創ったNECのパーソナルコンピュータ 「PC8001」 |
後藤富雄 | 45 | 2006年4月 | 14-15 |
ベル研の2大遺産を巡る随想 (1) トランジスタ発明までの経緯と尽きせぬ教訓 |
中原紀 | 45 | 2006年4月 | 16-18 |
ラジオ目的志向に絞って成功した ソニーのトランジスタ開発(1) |
鹿井信雄 | 48 | 2006年10月 | 14-16 |
DRAM用トレンチキャパシタの発明と実用化経緯、 IEEE西澤潤一メダル受賞に当たって ―その1:発案と特許出願まで |
角南英夫 | 48 | 2006年10月 | 17-19 |
ラジオ目的志向で成功したソニーのトランジスタ開発(2) | 鹿井信雄 | 49 | 2007年1月 | 10-13 |
DRAM用トレンチキャパシタの発明と実用化経緯、 IEEE西澤潤一メダル受賞に当たって ―その2:試作成功と製品化動向 |
角南英夫 | 49 | 2007年1月 | 14-16 |
半導体研究思い出の人びと―キーパースンが残した教訓― | 菊池誠 | 50 | 2007年4月 | 3-6 |
電子交換機用半導体の開発 | 向井久和 | 50 | 2007年4月 | 12-14 |
シリコン事始 | 八釼 吉文 / 秋山 信之 | 51 | 2007年7月 | 10-12 |
ドライエッチング装置 | 織田善次郎 | 53 | 2007年10月 | 12-14 |
高電流イオン注入装置「NV-10」国産化 | 日高 義朝 | 53 | 2007年10月 | 15-17 |
私の歩んできた道(ステッパーと日本の製造業の変遷) | 吉田 庄一郎 | 55 | 2008年2月 | 7-9 |
世界最初のIC化計算機? NEAC-1240の開発 | 山本 淳三 | 55 | 2008年2月 | 13-15 |
Cell Broadband Engineへの20年と、 半導体産業・次の10年の展開 ―プレイステーションと共に― |
斎藤 光男 | 56 | 2008年4月 | 7-10 |
シリコンエピタキシャル装置の開発 | 黒河 治重 | 56 | 2008年4月 | 17-19 |
液晶ディスプレイ事始 | 船田 文明 | 57 | 2008年7月 | 12-15 |
DRAM用スタックドキャパシタ・
メモリセルの 発明と実用化経緯 |
小柳 光正 | 59 | 2008年10月 | 13-17 |
ワイヤボンダ装置の開発 | 笹原 秀憲 | 60 | 2009年1月 | 11-13 |
ソニーのトランジスタテレビ用トランジスタの開発 | 川名 喜之 | 60 | 2009年1月 | 14-17 |
トンネルデバイスから超格子へと ナノ量子構造研究に懸けた半世紀 |
江崎 玲於奈 | 61 | 2009年4月 | 9-12 |
クオーツ腕時計開発からC-MOS ICの内作化まで | 草間 三郎 | 61 | 2009年4月 | 13-16 |
IGBT開発の経緯(前) | 中川 明夫 | 61 | 2009年4月 | 17-19 |
IGBT開発の経緯(後) | 中川 明夫 | 63 | 2009年7月 | 24-26 |
ラジオ用ゲルマニウムグロン型高周波トランジスタの開発 | 木内 賢 | 63 | 2009年7月 | 27-30 |
拡散装置開発【私の拡散炉事始】 | 鈴木 増雄 | 64 | 2009年11月 | 9-11 |
基礎研究から生まれた実用デバイス -ソニーマグネットダイオード(SMD)- |
山田 敏之 | 65 | 2009年11月 | 6-9 |
64KbDRAMの研究開発-NTTの超LSI研究開発プロジェクト | 鈴木 敏正 | 65 | 2009年11月 | 10-13 |
HEMTの開発 | 三村 高志 | 66 | 2010年5月 | 15-17 |
薄型パッケージの開発 | 村上 元 | 66 | 2010年5月 | 18-21 |
Ge トランジスタの開発 | 浅川俊文 | 68 | 2010年10月 | 9-10 |
CMOS 高速SRAM の開発 | 増原利明 | 69 | 2011年1月 | 3-7 |
宇佐美光雄 | 71 | 2011年7月 | 14-17 | |
LOC(Lead on Chip) 技術の開発 | 村上元 | 71 | 2011年7月 | 18-21 |
日本の半導体研究事始め | 志村幸雄 | 72 | 2011年10月 | 22-25 |
マイクロプロセッサ4004の開発 | 嶋正利 | 74 | 2012年1月 | 5-8 |
有機ELディスプレイ事始め(前編) | 米田清 | 74 | 2012年1月 | 9-12 |
デジタル信号処理用プロセッサの開発 | 川上雄一 | 75 | 2012年4月 | 13-16 |
32ビットマイコン「V60」開発物語 | 矢野陽一 | 75 | 2012年4月 | 17-20 |
有機ELディスプレイ事始め(後編) | 米田清 | 76 | 2012年7月 | 30-33 |
全自動ワイヤボンダの開発(日立) | 坂本雄三郎 | 77 | 2012年10月 | 17-20 |
ウェハーダイシング工程に於ける静電気障害対策 | 岡元正芳 | 78 | 2013年1月 | 12-15 |
素子積層SiP技術の開発 | 赤沢隆 | 79 | 2013年4月 | 16-19 |
SHマイコンの開発と事業化 | 木原利昌 | 81 | 2013年10月 | 14-18 |
日本で発展したセラミックパッケージ技術 | 村上元 | 81 | 2013年10月 | 19-22 |
MOSLSI樹脂封止型DIPの開発概要 | 村上元 | 83 | 2014年1月 | 11-16 |
世界のカーラジオを変えた― DTS:μPD1700 / 17K シリーズ物語 |
河田和秀 | 84 | 2014年4月 | 16-19 |
シリコントランジスタの開発とソニー | 川名喜之 | 86 | 2014年10月 | 25-32 |
若き日の思い出 -学生時代の不揮発性メモリの発明 - | 山﨑舜平 | 89 | 2015年7月 | 12-17 |
初期のソニーCCD 開発物語 -CCDでソニー半導体を立て直す- |
川名喜之 | 89 | 2015年7月 | 18-23 |
フラッシュメモリ開発物語 | 舛岡富士雄 | 92 | 2016年4月 | 13-20 |
ソニー MOSLSI 開発史 | 川名喜之 | 93 | 2016年7月 | 8-12 |
タイトル | 執筆者名(敬称略) |
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超LSI共同研究所の思い出とその後の歩み | 垂井康夫 元超LSI共同研究所所長 |