資本力は小さいが特定応用技術分野（特に無線通信、画像技術）に強いFabless IC makerが米国西海岸で90年代後半より伸びてきた。デザイン、セールスに特化、Foundryは主にアジアメーカに委託、資本効率を上げた。Foundry partnerは主にTSMCで、IDM メーカの生産キャパは空いている時しか使わせてもらえなかった当時のFabless makerにとっては、TSMCは極めて重要なPartnerであった。

またFabless makerは1994年FSA協会（Fabless semiconductor association→2007年にはGSA、Global semiconductor Allianceと改称）を設立、現在500社、20カ国が加盟している。

FPGAの米国Xilinx、Alteraもこの時期より伸長、両社とも1980年中頃設立されているが、ようやくASIC、High end ASSPからシェアを奪い1B$の売上を超えるまでになった。